観客と遊ぶのにちょうど良い道具です。
アルファベットが書かれたプラスチック製のルーレットをテーブルに置き、マジシャンと観客が、お互い好きな 文字を選んでからルーレットを回し、止まったときに選んだ文字が指している数字の大きい方が勝ちとします。 数回それを繰り返し、勝った回数が多い方が勝者となるのですが、何度やっても必ずマジシャンが勝ちます。
逆に、選んだアルファベットが小さい数字を指した方が勝ちという風にルールを変えても、やはりマジシャンが 勝ってしまいます。
さらに3人でやっても同じようにマジシャンが勝利するのです。
これは数理的な機構を利用した巧妙なトリックです。
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